グラミー賞騒然!ビアンカの過激ルックの真相とカニエの思惑
カニエにとって、グラミーという舞台は長年愛憎を繰り返してきた主戦場に他ならない。タイ・ダラー・サインとのコラボレーション作『Vultures 1』以降、インディペンデントな流通形態を推し進めながらも、依然としてヒップホップシーンの中心で圧倒的な引力を放ち続けている。
メインストリームの権威に反逆しながら、その権威の象徴である式典を利用して自らの神話を更新する。ビアンカの存在は、カニエのサウンドスケープを具現化し、世間の耳目を引きつける最も強力なヴィジュアル装置として機能している。