グラニュー糖と粉糖の違いをプロが解説!食感を劇的に変える選び方
甘さを加えるという点では同じ砂糖でありながら、焼き上がりの質感に天と地ほどの差を生むのがグラニュー糖と粉糖だ。その最大の理由は「粒子サイズ」にある。
日新製糖株式会社が公開している製造データや成分特性を紐解くと、グラニュー糖は結晶が細かく分離しやすく、純度が高い精製糖であることが分かる。水に溶けやすくクセのないすっきりとした甘さが特徴だ。一方で粉糖(パウダーシュガー)は、グラニュー糖をさらに超極細かく粉砕したものだ。
洋菓子の世界において、この粒子の大きさが生地内部の空隙(エアポケット)形成に直接影響を与える。グラニュー糖は焼成時に結晶が微小な隙間を作り、ザクザクとした心地よい食感を生み出す。対する粉糖は生地全体に均一になじみ、すっと口の中で溶けるホロホロとした繊細な歯ざわりを演出するのだ。