還元率激変で大損?主要スマホ決済の二重取り裏ワザと最新番付
国内のコード決済市場は、黎明期の群雄割拠から寡占化へと一気に舵を切った。巨大経済圏をバックに持つトップ陣営への集約が進み、かつて市場を牽引したLINE Payが国内サービスをPayPayへ順次統合した動きは、業界再編の象徴的な号砲となった。単なる決済機能の提供だけでは独立採算を維持できないというFinTechビジネスの過酷な現実が浮き彫りになっている。
キャッシュレス推進協議会が公表する利用動向を見ても、利用者の決済頻度は伸び続ける一方で、利用するアプリの数は一人あたり平均1.8個前後に絞り込まれる傾向が鮮明だ。店頭での決済手数料と原資のバランスに苦しむ各社は、基本還元率を引き下げる代わりに、通信回線やクレジットカード、銀行口座を自社グループで固めた「ロイヤルカスタマー」のみを優遇する階層構造を強化している。