はたらく細胞で話題のヒスタミン!肥満細胞が起こす暴走劇の真実
エンタテインメント界での熱狂の一方で、医療・バイオテクノロジー産業の現場でも本作の波及効果は大きい。アレルギー外来の診察室では、医師が患者へ治療薬の作用機序を説明する際、作中のシーンを例に挙げるケースが増えているという。
現在主流となっている第2世代抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンが受容体に結合するのをブロックし、眠気を抑えながら症状を鎮静化させる。さらに近年では、抗体そのものをピンポイントで制御するバイオ医薬品の開発も急速に進展している。自らの身体の中で何が起きているのかを可視化してくれた本作は、患者のヘルスリテラシー向上とアドヒアランス改善に大きく寄与している。