河口湖の築150年古民家!山麓園で堪能する極上炉端焼きの全貌
席に着くと運ばれてくるのは、長串に刺さった山海の恵みだ。富士の清流で育った虹鱒、旨味が凝縮した甲州地鶏、富士桜ポーク、季節の野菜、そして香ばしい味噌をまとった田楽。コース仕立てで提供される食材は、どれも地域の豊かな風土を雄弁に物語る。
囲炉裏を囲む炭火焼きは、客自身が火加減をコントロールする体験型のアプローチをとる。灰に串を斜めに突き刺し、じっくりと遠火で水分を飛ばしながら旨味を閉じ込める。皮目がパリッと焼き上がり、中からジューシーな肉汁が溢れ出す瞬間を見極める作業は、まるで炭火との対話だ。
昨今の飲食業界では「体験価値」が叫ばれて久しいが、山麓園が提供する炉端焼きは流行り廃りとは無縁の泥臭い本物感に満ちている。焦げ目のついた魚を豪快に頬張り、地酒で流し込む瞬間、これ以上の贅沢はないと誰もが確信する。