「ひぐらしのなく頃に鬼隠し編」狂気と疑心暗鬼が生んだ惨劇の真相
当時の同人シーンで大きな反響を呼んだ理由の一つに、竜騎士07氏の徹底した「読者への挑戦」があった。当時、公式掲示板ではファン同士が夜な夜な推理を戦わせ、作者自身もその熱気を見守っていたというエピソードがある。
プレイヤーに「正解の選択肢」を与えるのではなく、あえて一本道のシナリオで逃げ場をなくし、プレイヤー自身の思考を迷宮へと誘う手法。プレイヤーが自分自身の頭で「何が起きているのか」を恐怖しながら考え続ける構造こそ、サウンドノベルという媒体のポテンシャルを最大限に引き出した革新的なアプローチだった。