Wordの行間が勝手に広がる原因を解明!思い通りに狭く詰める設定術
Wordを操作していて最も多くの人が直面するのが、「文字サイズを10.5ptから12ptに上げただけで、行間が2倍近くに広がってしまう」という怪現象です。この現象には明確な技術的理由があります。Wordの初期設定では、用紙全体に目に見えない方眼紙のような「行グリッド線」が敷かれており、文字の上下幅が規定の高さをわずかでも超えると、Wordが自動的に「次のグリッド線(2行分の枠)」へと文字を配置してしまうためです。
さらに、フォントの種類(特に「MS 明朝」や「游明朝」など)によって文字自体が持っている行の高さ情報が異なる点や、段落の初期設定として「段落後に自動で余白を空ける」仕様が組み込まれていることも行間肥大化の引き金になります。つまり、利用者のスキル不足ではなく、Wordが良かれと思って働かせている「自動レイアウト機能のお節介」こそが、行間トラブルの根本原因なのです。