化膿ニキビと肌トラブルに!クロマイ軟膏の正しい選び方と注意点
日本OTC医薬品協会が推進する適正使用の観点からも、どのような病態に使うべきかを見極める視点は欠かせない。本品がその威力を遺憾なく発揮するのは、細菌感染によって黄色い膿を持った化膿性皮膚疾患である。
具体的には、毛穴の奥に細菌が入り込んで赤くポツポツと腫れる毛嚢炎や、小児にも多く見られ擦り傷などから急速に広がる伝染性膿痂疹(いわゆる、とびひ)が代表例だ。患部が熱を持ち、中心部に膿が透けて見えるような段階で真価を発揮する。
ただし、炎症のない初期の白ニキビや黒ニキビ、あるいはウイルス性のヘルペスなどに塗布しても効果は期待できない。敵を見誤ったまま塗布を続けても、肌本来の常在菌バランスを崩すだけに終わるため注意が必要だ。