イチゴは野菜?果物?農林水産省の定義と植物学で解き明かす真実
毎日の健康管理において、食材の分類はどのような意味を持つのだろうか。ここで登場するのが栄養学の視点だ。
世界保健機関(WHO)は、生活習慣病予防の観点から「1日400g以上の野菜と果物の摂取」を推奨している。しかし、栄養学の観点からは両者の体内での働きに明確な特徴が見られる。一般に、果物は果糖やブドウ糖などの糖質を多く含み、即効性のあるエネルギー源やビタミンCの補給に適している。これに対して野菜は、食物繊維やミネラル、そしてβカロテンをはじめとする抗酸化物質を効率よく摂取するのに優れている。