積水ハウス地面師事件の担当者はクビ?解任劇と社内抗争の驚愕結末
この前代未聞の巨額詐欺事件の舞台となったのが、JR五反田駅からほど近い目黒川沿いに佇んでいた旧旅館「海喜館(かいきかん)」跡地である。敷地面積約600坪、市場価値100億円とも囁かれた超一等地を巡り、知能犯集団が恐るべき罠を仕掛けていた。
警視庁捜査二課の執念の捜査によって逮捕された主犯格の一人、カミンスカス操(旧名・小山操)をはじめとする地面師グループは、本物の所有者である高齢女性が入院中であることを突き止め、巧妙な替え玉を用意。偽造パスポート、偽の権利証、偽造公印を駆使し、面談の場でも堂々と本人になりすました。五反田海喜館事件における彼らの手口は、法務局が登記申請を却下する「最後の瞬間」までプロの不動産開発業者を完璧に欺くほど精緻を極めていた。