急須の口のゴムは外すべき?カビの危険と「つけたまま」の真相を徹底追跡
「急須の口のゴムは付けたままだと不衛生なのか?」という疑問に対して、衛生管理の観点から導き出される答えは明白です。「極めて不衛生であり、健康被害のリスクすらある」というのが専門家の一致した見解です。
急須の口ゴムを付けたまま熱湯を注いでお茶を淹れると、陶器とゴムのわずかな隙間に水分やお茶の成分、微細な茶殻が入り込みます。ゴムの内側は通気性が遮断されているため、一度入り込んだ水分は自然乾燥しません。温かく湿った環境にお茶の有機物が加わることで、わずか数日から数週間で黒カビや雑菌の温床へと変貌します。
さらに恐ろしいのは、その状態で注がれたお茶を毎日口にしてしまう点です。お湯を注ぐたびにカビの胞子や雑菌、劣化したゴムから染み出る成分がお茶に混ざり込み、味や香りを損なうだけでなく、体調不良を引き起こす引き金にもなりかねません。また、耐熱仕様ではない梱包用ビニールの場合、熱湯によって素材が劣化・硬化し、異臭を放つ原因にもなります。