加熱用牡蠣でなぜあたる?火を通しても発症する真相と最新予防策
Q1:加熱用の牡蠣を鍋でしっかり煮込めば、絶対に食中毒になりませんか?
A1:中心温度85〜90℃以上で90秒以上の加熱をクリアすればノロウイルスは死滅します。ただし、生の牡蠣を触った箸で他の具材を取り分けたり、鍋の温度が一時的に急低下した状態で短時間しか煮ていない場合は、ウイルスが残存・付着してあたる可能性があります。また、原因が牡蠣アレルギーや貝毒の場合は加熱しても防ぐことはできません。
Q2:ノロウイルスに感染した場合、仕事や学校は何日休むべきですか?
A2:一般的な症状は2〜3日で治まりますが、症状消失後も数日から数週間にわたり便中にウイルスが排泄されます。食品を扱う飲食関係者や医療・福祉従事者の場合、検便で陰性が確認されるまで出勤停止となるケースが一般的です。一般の職場や学校でも、主要な症状が治まってから24〜48時間程度は外出を控え、徹底した手洗いを続けることが推奨されます。
Q3:加熱用牡蠣を一口だけ半生で食べてしまいました。すぐ吐き出すべきですか?
A3:無理に喉に指を入れて吐かせると食道や気道を傷つけるリスクがあるため推奨されません。水分をしっかり摂りつつ体調の変化を観察してください。潜伏期間である24〜48時間前後に下痢や嘔吐、発熱などの症状が出た場合は、水分補給を行いながら速やかに医療機関への受診を検討してください。