稼ぐ人が選ぶ職種の共通項とは?年収格差を越える転職の新常識
営業力や資本力だけが高給の源泉ではない。数理的な専門知識と高度なテクノロジーを掛け合わせた「超専門職」への報酬が跳ね上がっている。その筆頭がデータサイエンティストだ。企業のあらゆる意思決定がビッグデータとAIに依存するようになった現在、アルゴリズムの構築から事業グロースの施策立案まで担える人材の価値は天井知らずとなっている。国内外のテック企業では、20代や30代前半であっても1500万円以上のオファーが提示される事例が後を絶たない。
一方で、伝統的な数理の最高峰として知られるアクチュアリー(保険計理人)の市場価値も極めて高い。確率論や統計学を駆使して保険料率の算定やリスク管理を行うこの職種は、資格取得の難易度が極めて高い反面、一度プロとして認められれば定年まで安定して1000万〜1500万円クラスの待遇が保証される。参入障壁の高さそのものが、高水準の給与を守る強固な城壁として機能している典型例だ。