進化するテイクアウトコーヒーカップ!環境素材と機能性の最前線
テイクアウトで最も悲しい体験は、目的地に着く前にコーヒーが冷めてしまうことだろう。近年登場したダブルウォール(二重構造)構造や、空気層を密封したエアサーマルカップは、従来の単層カップに比べて保温時間が約1.5倍に延びる。結露を防ぎ手への熱伝導を抑えるため、スリーブ不要で快適に持ち運べるのも魅力だ。
World Brewers Cupチャンピオンであるバリスタの粕谷哲氏は、カップの「フタ(リッド)」の形状と素材が味わいに与える影響を強調する。飲み口の口径や空気穴の配置によって、熱量の保持力だけでなく、抽出された芳醇なアロマが鼻腔へ抜ける感覚がガラリと変わる。高い保温性と香り立ちを両立させるには、密閉性の高いシリコンリッドや、浅めの飲み口設計を持つ二重構造カップを選ぶのが鉄則だ。