錦市場の老舗・打田漬物を解剖!職人の技と限定商品が奏でる極み
京都の活気あふれるアーケード街に位置する錦市場本店。店頭には樽から出されたばかりの鮮やかな色合いの野菜がずらりと並び、通りかかる人々を惹きつける。まさに活気ある風景そのものだ。現在、京漬物製造業を取り巻く環境は原料供給や気候変動の影響を受けているが、職人たちは毎朝の気温や湿度に応じて微妙な塩塩梅(しおあんばい)を調整し、変わらぬ高品質を守り続けている。
野菜の水分量や皮の厚みは季節や収穫日ごとに微妙に異なってくる。機械化が進む現代にあっても、最終的な味の決め手となるのは職人の鋭い五感だ。一樽ひと樽に注ぎ込まれる情熱と手間暇こそが、他には真似のできない深い風味の源泉となっている。