静かに広がる水辺の脅威!外来種カメ放置が招く生態系崩壊の真実
こうした深刻な被害を食い止めるため、行政と民間が連携した「特定外来生物対策プロジェクト」が全国各地で展開されている。静岡大学の加藤英明准教授ら専門家が陣頭指揮を執る防除現場では、罠の設置や水抜き調査が連日行われているが、作業は過酷を極める。ひとたび繁殖した外来種を泥の中から一網打尽にするには莫大な労力と予算を要し、完全排除までの道のりは遠い。現場の調査員たちは、捕獲した個体の殺処分という苦渋の決断を迫られながら、生物多様性の防波堤となろうと闘い続けている。