救急から先進ロボット治療まで!松波総合病院が切り拓く医療最前線
深夜2時、サイレンの音が暗闇を切り裂く。運び込まれたのは急性心筋梗塞が疑われる高齢男性だ。待機していた当直医と専門看護師、放射線技師が即座にスクランブルをかけ、患者は数分足らずで処置室へと吸い込まれていく。
社会医療法人蘇西厚生会の中核を担う同院は、岐阜県羽島郡笠松町周辺のみならず、広域から急患を受け入れる救急告示病院として機能している。断らない医療を掲げる現場では、トリアージナースが瞬時に重症度を判定し、分秒単位の判断が繰り返される。地方の救急医療現場が医師不足に喘ぐなか、ここではチーム医療の徹底とマルチタスク化によって、高度急性期医療のセーフティネットを堅守している。