カールじいさんの空飛ぶ家!裏設定と冒頭10分に秘められた涙の真実
劇中でカールと少年ラッセルが目指す目的地「パラダイス・フォール」には、実在するモデル地が存在する。南米ベネズエラ等に跨がる世界遺産「ギアナ高地」だ。制作陣はリアルな没入感を追求するため、現地へ取材チームを派遣し、濃霧に包まれた切り立ったテーブルマウンテン(卓状台地)や落差979メートルを誇るエンジェル・フォールの圧倒的な自然美をスケッチした。
鬱蒼とした原生林、霧の中に突如姿を現す巨岩、そして途方ないスケール感の滝。ギアナ高地の過酷かつ幻想的なロケーションを見事に昇華させた背景美術は、主人公たちの冒険ファンタジー映画としてのリアリティと旅の緊張感を極限まで高めている。