コロナ二回目の感染は重症化する?症状の違いと後遺症の最新リスク
気になる重症化率について、公衆衛生・感染症疫学の観点から集積された症例は冷静な事実を示している。全体的な入院リスクや肺炎への進展率は初回感染時に比べて低下傾向にあるものの、高齢者や基礎疾患を持つ層においては依然として油断ができない。
見逃せないのが、回復後も心身を蝕むLong COVID (罹患後症状)のリスクだ。国立感染症研究所 (NIID)や英国のRECOVERY治験プロジェクトなどが発表した追跡調査によると、再感染であってもブレインフォグや慢性疲労、呼吸苦といった後遺症が発症する確率は決してゼロではない。感染回数を重ねるごとに循環器系や内分泌系への微小なダメージが蓄積される可能性を指摘する専門家もおり、「軽症だったから後遺症もない」という楽観視は禁物だ。