コロナ感染後に迫る脳梗塞の脅威!若年層も知るべき前兆サイン
国立国際医療研究センターの後遺症外来などには、感染から半年以上が経過しても頭痛やめまい、極度の集中力低下を訴える患者が絶えない。世界保健機関(WHO)もLong COVIDの臨床定義を更新し、神経血管系の障害が長期的な生活の質(QOL)を著しく損なう危険性について各国の保健当局へ警告を発している。
日本国内の公的機関も対応を強化している。厚生労働省がまとめる診療の手引きでは、遷延する症状の中に潜在的な血管障害が潜んでいる可能性への留意が明記された。NHK(日本放送協会)の報道番組でも、一見軽症だった若者が感染数カ月後に脳梗塞を発症し、リハビリテーションを余儀なくされる実態が特集されるなど、社会的な啓発が急務となっている。感染症という一時的な嵐が過ぎ去った後も、身体の奥底で燻り続ける火種への監視を怠ってはならない。