老舗中華・聘珍樓の破産真相と現在|横浜本店閉店の理由と営業中店舗一覧
横浜中華街の話題になると、必ずと言っていいほど混同されるのが「聘珍樓(へいちんろう)」と「萬珍樓(まんちんろう)」です。漢字の並びが似ており、どちらも明治創業の広東料理の名門であるため、「同じ系列店なのか?」と勘違いするケースが後を絶ちません。
両者の明確な違いを比較してみましょう。
【聘珍樓(へいちんろう)】
創業:1884年(明治17年)。横浜中華街で最古の歴史を持つ。化学調味料無添加の本格広東料理や薬膳をいち早く提唱。2022年に中華街の本店を閉じたものの、日比谷店や全国の百貨店売場、EC通販を通じてブランドを展開している。
【萬珍樓(まんちんろう)】
創業:1892年(明治25年)。聘珍樓に次ぐ歴史を誇る老舗。現在も横浜中華街大通りの中央に豪壮な本店および「萬珍樓點心舗」を構え、現地での圧倒的な存在感を保ち続けている。
両社は経営母体も資本関係も全く異なる独立した別会社です。中華街の現地で壮麗な店舗に入って食事を楽しみたい場合は萬珍樓、都内レストランでの優雅な会食や定評ある通販ギフトを選ぶなら聘珍樓、という使い分けが定着しています。