冷めても極上のふわふわ感!プロ直伝イチゴジャムマフィン黄金比率
イチゴジャムを使ったマフィン作りで最も多い失敗が、加熱によってジャムの比重が増し、すべて型の底へ沈んで焦げ付いてしまう現象だ。生地の真ん中や表面に可愛らしく残る理想的な配置を実現するには、プロの製菓業で密かに使われているテクニックが役立つ。
日本を代表するトップパティシエ辻口博啓氏の製法思想にも通じるこの技法は、ジャムの水分量と生地の密度の関係に着目したものだ。解決策は極めてシンプルである。イチゴジャムを使う直前、極少量の薄力粉(またはコーンスターチ)をジャム全体に軽くまぶしておくこと。これによってジャムの表面に薄い膜が形成され、生地との境界線で過度な流動化を防ぐことができる。
さらに、生地を型に入れる際、最初に底から3分目までプレーンな生地だけを流し込み、その中央にジャムを少量落とす。その上から残りの生地を覆い、最後に表面へ追いジャムを添える「二段仕込み」を行えば、どこからかじってもフルーティーな甘酸っぱさが弾ける完璧な仕上がりが保証される。