豊田市女子高生強盗殺人の闇と新証言!未解決事件の深層に迫る
事件が発生したのは2008年5月2日、ゴールデンウィークの谷間だった。当時高校1年生だった女子生徒は、放課後の部活動を終えて午後6時半過ぎに校門を出た。家族と交わした日常の会話、いつもと変わらない自転車での帰路。だが、その日常は午後7時前後に突如として暗転する。
現場となった愛知県豊田市生駒町の市道は、両脇に田畑が広がる見通しの良い農道だ。女子生徒は口を粘着テープで塞がれ、首を圧迫されて窒息死させられていた。衣服に乱れがあり、所持していた手提げバッグが現場から持ち去られていたことから、警察は豊田市女子高生強盗殺人事件として特別捜査本部を設置。強盗殺人容疑での大規模な捜査が幕を開けた。
不可解なのは、犯行の迅速さと現場の状況だ。被害者の乗っていた自転車はスタンドを立てて整然と止められ、携帯電話などの貴重品が残されていた一方で、教科書などが入った通学用バッグだけが奪われていた。そのバッグは翌日未明、現場から約1キロ離れた岡崎市内の川の中で発見される。犯人はなぜ、わざわざバッグだけを奪い、即座に投棄したのか。不可解な行動パターンの数々が、初期捜査の段階から捜査陣を翻弄し続けた。