鈴木誠也と畠山愛理の知られざる絆!米生活を支える夫婦の舞台裏
二人の歩みは決して順風満帆だったわけではない。鈴木を襲った最大の試練の一つが、2023年のワールド・ベースボール・クラシック直前に見舞われた左脇腹の負傷による無念の出場辞退だった。日本代表の主軸として誰よりも日の丸への誇りを抱いていた鈴木の落胆は、傍から見ても痛々しいほどだった。
絶望に沈む夫の背中を押し、再び前を向かせたのは畠山の温かい言葉だった。「今は治すことに全力を尽くして、シカゴで最高の打撃を見せよう」。新体操の現役時代、自身も幾度となく大怪我と戦ってきた彼女だからこそ、その言葉には重みがあった。怪我を乗り越えてカブスの主砲として打棒を爆発させた鈴木の劇的な復活劇は、夫婦二人三脚で掴み取った勝利の証である。