魅せる制服イラストの描き方!プロの質感表現とデザイン構造の極意
制服を描く上で避けて通れないのが、構造の理解と生地の質感表現だ。代表的な「セーラー服」と「ブレザー」では、裁断や縫製、使われる生地の厚みが大きく異なる。セーラー服は胸元のアロハラインや襟の屈折、襟ぐりから流れる生地のたるみが立体感を生む大きなポイントだ。薄手のポリエステルや綿混紡の生地は、肩から胸にかけて細かく鋭いシワが寄りやすい。
一方でブレザーは、ウールや厚手の複合繊維で作られることが多く、肩パットや芯地が入っているためシルエットが崩れにくい構造を持つ。肘を曲げた際にできるシワも、太く大きな折り目となって現れる。光の反射やシャドウの描き分けにおいて、セーラー服のようななめらかな明暗グラデーションに対し、ブレザーはカチッとしたエッジのある陰影をつけることで、一目で素材の違いが伝わる描写が可能となる。