美しきラオスの民族衣装シン!織り文様に潜む格式と職人技の秘密
シンを身に纏う際、決して欠かすことができないのが肩掛け布であるパービアン(肩掛け布)の存在だ。細長い布を左肩から右脇へと斜めに掛けるこの装飾は、格式高い場への敬意を表す絶対的なマナーとされている。
寺院参拝や結婚式では、シンと同系色のシルク製パービアンを合わせ、腰元には銀細工の美しいベルト「サイエウ」を締めるのが正式なスタイルだ。現代のビエンチャンやルアンパバーンでは、洋風のブラウスに手織りのシンを合わせ、足元には敢えてシンプルなパンプスを合わせる洗練された着こなしが定着している。伝統の厳格さを保ちながらも、現代の都市生活にしなやかに適応させるセンスこそ、ラオス女性の真骨頂といえる。