めんたいぴりり舞台ふくのやの裏側!明太子創業者の知られざる軌跡
この激動の創業秘話を、血の通ったエンターテインメントへと昇華させたのが『めんたいぴりり』だ。主人公の海野俊之を演じた博多華丸と、その妻・千代子を演じた富田靖子の存在感は、今なお多くのファンの胸に深く刻まれている。華丸が見せたのは、芸人としての枠を遥かに超えた、哀愁と底抜けの情愛を宿す父親の姿だった。
お人好しで、困っている人間を見捨てられず、稼いだ金も見知らぬ誰かのために使ってしまう夫。それを時に激しく叱り飛ばしながらも、最後には大きな愛で包み込む妻。二人が織りなす掛け合いは、涙と笑いが交錯する極上のヒューマンドラマとして、日本映画界やドラマ界に確固たる足跡を残した。