メルカトル図法に騙された?世界から見た日本の本当の大きさと真実
陸地面積だけで比較すれば、日本の国土は約37.8万平方キロメートルで世界第61位前後に位置する。しかし、視点を海へと広げた途端、地図の様相は一変する。日本の排他的経済水域(EEZ)と領海を合わせた総面積は約447万平方キロメートルに達し、世界第6位という桁外れの規模を誇るのだ。
国土地理院が公開する最新の地理空間情報や地形データを重ね合わせると、日本列島の端から端までの直線距離は約3,000キロメートルにおよぶ。これをヨーロッパ大陸に重ねると、北欧のスウェーデン北部から地中海を越え、アフリカ大陸の北岸にまで達する長大さだ。教科書の平面地図が植え付けた「ミニマムな島国」というイメージは、海の広がりを捨象した陸地中心主義の錯覚にすぎない。豊富な深海資源と広大な海域を管轄する日本の真の姿は、大陸国家に匹敵する戦略的ポテンシャルを秘めた「海洋大国」そのものである。