迷宮入りの闇を暴くコールドケース日米の知られざる裏側と真実
2000年代初頭、米国の巨大ネットワークCBSで産声を上げた『コールドケース 迷宮事件簿』は、それまでの刑事ドラマの常識を根底から覆した。稀代のヒットメーカーであるジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮を務め、フィラデルフィア市警の殺人課を舞台に据えたリアルな捜査手法と圧倒的なリサーチ力は、目の肥えたドラマファンを即座に虜にした。
時効のない米国において、埋もれた証拠から真実を手繰り寄せる捜査官たちの執念。その骨太なスピリットは海を越え、日本でも奇跡的なローカライズを果たす。WOWOWが開局25周年記念プロジェクトとして立ち上げた日本版『コールドケース 〜真実の扉〜』である。単なる焼き直しを拒み、日本の昭和から平成に至る激動の社会背景を緻密に織り込んだ脚本は、国内外で絶賛を浴びることとなった。