名曲サライの本当の意味とは?ペルシャ語の語源と名曲に秘めた真実
日本人の心にこの言葉を決定的に刻み込んだのが、1992年に日本テレビ放送網が開局40年記念として放送した『24時間テレビ 愛は地球を救う』のテーマソング、サライ (楽曲)である。当時、番組の大幅リニューアルに伴い、「全国の視聴者と共に一つの歌を作り上げる」という前代未聞のプロジェクトが立ち上がった。
メインパーソナリティーを務めた加山雄三がスタジオで曲を紡ぎ、視聴者からファックスで寄せられた膨大なメッセージの断片を、谷村新司が24時間かけて一つの歌詞へと編み上げていく。その過酷な制作過程で、谷村が選んだキーワードこそが「サライ」だった。誰もが心の中に持っている原風景、いつか帰るべき温かな場所。二人の情熱がぶつかり合い、生放送のフィナーレで歌い上げられた瞬間、単なるテレビ企画の枠を超えた奇跡のJ-POPクラシックが誕生した。