名優・風間杜夫を支え続けた妻の素顔!極貧から黄金期を拓いた絆
1980年代半ば、風間の人気はテレビドラマ『スチュワーデス物語』によって国民的な社会現象となる。「教官!」というフレーズとともに一世を風靡し、街を歩けばサインを求められ、プライベートの自由は完全に失われた。熱狂的なファンからの手紙や取材攻勢が自宅にまで及ぶ中、妻はパニックに陥ることなく、毅然とした態度で家庭の日常を守り抜いた。
多忙を極める夫が家に戻れば、テレビの中の「憧れの教官」ではなく、一人の父親、一人の夫として接する。外での虚飾を剥ぎ取り、素顔の自分に戻れる場所があったからこそ、風間は人気に溺れることなく、着実に演技派俳優としてのキャリアを積み重ねることができた。
流行に消費されず、長きにわたって第一線に立ち続けられる秘訣は、妻が作り出した「地に足のついた生活リズム」にこそあったと言える。