木枠を傷めず数分でスッキリ!プロが教える劇的・障子紙の剥がし方
長年、和室の美を支えてきた伝統の「表具師」たちは、剥がし作業の精度がその後の仕上がりを左右すると語る。水分を大量に使いすぎると、木枠に含まれるアク(樹液成分や雑質)が染み出し、新しい紙を張った際に黄色いシミとなって浮き出てしまうリスクがあるからだ。
プロが推奨するのは、「しっかり水分を与えつつ、無駄な水滴は素早く拭き取る」というメリハリのある手さばきである。剥がし終わった後の木枠を風通しの良い日陰で十分に乾かす乾燥工程を挟むことで、木材の歪みやカビの発生を防ぎ、職人仕上げのようなピンと張った美しい佇まいを取り戻すことができる。