なぜリンゴと蜂蜜?バーモントカレーの名前の由来と噂の真相に迫る
発売当初の反響は、決して順風満帆なものばかりではなかった。「甘いカレーなど売れるはずがない」と問屋や小売店からの反応は冷ややかで、門前払いを食らうことも日常茶飯事だったという。
風向きを変えたのは、店頭での徹底的な試食販売だった。買い物に訪れた母親と子どもに直接スプーンを差し出し、その場で一口味わってもらう地道な戦略を展開。子どもが「おいしい!」と目を輝かせ、母親が安心して買い求める光景が全国のスーパーへと連鎖していった。
発売からわずか数年で看板商品へと急成長を遂げ、それまで外食や大人中心だった市場構造を「ファミリー層向け」へと完全に塗り替えてしまった。このブレイクスルーの詳細まとめを見ても、先入観にとらわれない商品設計と現場主義の営業戦略がいかに卓越していたかがよく分かる。