逆立ちで眼圧が2倍に急上昇?緑内障リスクと知られざる目の危険性

逆立ちで眼圧が2倍に急上昇?緑内障リスクと知られざる目の危険性

逆立ちで眼圧が2倍に急上昇?緑内障リスクと知られざる目の危険性に関する質問を詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

逆立ちによって眼圧が上がる理由の根幹にあるのは、上半身および頭部における静脈圧の上昇です。通常、心臓より上にある頭部の血液は重力に従ってスムーズに心臓へ戻ります。しかし逆立ち状態になると血液が頭部に滞留し、頸静脈から眼球の静脈系(上強膜静脈など)へと強いバックプレッシャーがかかります。

眼球内部には「房水(ぼうすい)」と呼ばれる液体が循環しており、この産生と排出のバランスによって眼圧が一定に保たれています。頭部の静脈圧が高まると、房水が眼外へ排出されるルートが塞がれ、眼球内に水分が閉じ込められた状態になります。さらに、眼球の奥にある脈絡膜の血管が拡張して容積が増すため、内側から風船を膨らませるように眼圧が一気に高まるのです。

逆立ち後に目が充血する原因も同じ構造にあります。毛細血管に極度の圧力がかかることで、白目の表面を覆う結膜の血管が拡張・鬱血し、ひどい場合には血管が破れて「結膜下出血」を引き起こします。目が真っ赤に染まる充血は、眼球全体に過大な圧力がかかった危険信号にほかなりません。

共有:
吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。