【2026年最新検証】「かんたん酢は体に悪い」説の真相。時短調理の王様に潜む糖質・塩分リスクと専門家が鳴らす警鐘
飲むお酢ブームの影響もあり、調理酢を薄めて飲用したり、原液に近い状態で日常的に口にしたりする人も散見される。これに対し、歯科医師たちが強い警戒感を露わにしているのが「酸蝕歯(さんしょくし)」の問題だ。
人間の歯のエナメル質は、pH値が5.5以下になると溶け始めるとされる。酢の酸性度はpH2〜3程度とかなり強烈だ。調理酢は甘みがあって飲みやすく感じられるため、口の中に長時間酸が留まりやすい。食後に口をすすがずに放置したり、ちびちびと飲み続けたりする習慣は、歯の表面を徐々に弱らせ、虫歯や知覚過敏の引き金となる。