牛乳は本当に体に悪いのか?最新栄養学が明かす発がんや骨の真相
消費者の意識変化は、市場の勢力図も塗り替えつつある。かつて盤石だった乳業・酪農業界に対し、オーツ麦やアーモンド、エンドウ豆などを原料とする植物性ミルク市場が猛烈な勢いでシェアを広げている。
対するヘルスケア・機能性食品産業や乳業メーカーも手をこまねいているわけではない。お腹を壊す原因となるA1型カゼインを含まない「A2ミルク」の展開や、乳糖をあらかじめ分解したラクトースフリー製品、さらにはプロテインを強化した特定保健用食品など、消費者の懸念を科学的にクリアする新世代の乳製品が次々と投入されている。
「飲むか、飲まないか」という二者択一の時代は終わり、個人の体質や健康目的に応じて選択肢をカスタマイズする時代へと完全にシフトしたのだ。