パスタは太さで味が激変する!プロ直伝のソース別黄金比率ガイド
イタリア産パスタの二大巨頭であるバリラ(Barilla)とディ・チェコ(De Cecco)。同じ1.6mm前後の太さであっても、口当たりやソースの絡み方はまるで異なる。この違いを生み出しているのが、製麺時にパスタ生地を押し出す「ダイス(口金)」の材質だ。
テフロンダイスを使用するバリラは、表面がつるりと滑らかで、黄金色に輝く。摩擦が少ないため茹で上がりが均一で、プリッとした弾力のあるコシが持続する。オイル系ソースや冷製パスタとの相性が際立つ。
一方、伝統的なブロンズダイスを用いるディ・チェコは、表面が白っぽくザラザラとした質感に仕上がる。この無数の微細な凹凸がソースをスポンジのように吸着するため、重厚なトマトソースやラグー、チーズソースと合わせた際に抜群の一体感を生み出す。太さの数値だけでなく、ダイスによる表面構造の違いを意識することで、パスタの表現力は劇的に広がる。