膨張スマホの放置は発火の恐れ!安全な処分手順と無料回収の条件
スマホが膨らむ直接の原因は、バッテリー内部の電解液が経年劣化や過充電によって分解され、発生したガスが密閉パックの中に充満することにある。外装パネルが押し上げられて隙間ができている場合、内部圧力は既に限界近くまで達していると考えていい。
総務省消防庁が公表している事故データでも、家庭内における中小型バッテリー火災の件数は右肩上がりだ。発煙や異臭、触れないほどの異常加熱が確認されたら、すでにカウントダウンは始まっている。落としたり圧力をかけたりすると内部のセパレータ(絶縁膜)が破れ、ショートを起こして数秒で激しい炎と有害ガスを吹き出す。
破棄を検討する前に、まずは手元の状態を静かに観察してほしい。水に濡らす行為やテープで強く圧着する処置は逆効果だ。金属缶など燃えにくい容器に入れ、直射日光の当たらない風通しの良い場所に一時保管するのが第一歩となる。