プロ直伝!家のフライパンで肉汁あふれる至高ステーキを焼く裏技
美味しく焼くためには、肉の種類と特徴を理解することも欠かせない。日本における牛肉のクオリティは、公益社団法人日本食肉格付協会が定める厳格な基準(A5やB4といった格付け)によって評価されている。歩留まり等級と肉質等級からなるこのシステムは、脂肪交雑(サシ)の入り具合や肉の色合いなどを精巧に数値化したものだ。
霜降りが豊かな和牛と、赤身が中心の輸入オージービーフやアメリカンビーフでは、最適となる焼き方が大きく異なる。サシの多い高級和牛は、脂の融点が低いため、表面をカリッと焼きつつ脂を軽く溶かすことで、とろけるような口当たりが完成する。一方、脂身の少ない赤身肉は火を通しすぎるとパサつきやすいため、アロゼを活用しながら低温で慎重に内部温度を保つ焼き方がベストとなる。