奇跡の地方創生オガール!岩手県紫波町が切り拓く官民連携の新時代
全国の都市計画関係者がこぞって視察に訪れる「オガールプロジェクト」。その始まりは決して順風満帆ではなかった。かつて駅前に広がっていた未利用地に、いかにして民間資金と人を呼び込むか。その鍵を握っていたのが、オガール紫波株式会社の代表取締役を務め、プロジェクトを力強く牽引した岡崎正信氏だ。
「行政の税金で不要なハコモノを作っても未来はない」。岡崎氏の強い信念のもと、徹底した「逆算の資金計画」が立てられた。従来型の公的事業のように建物を建ててから使われ方を探るのではなく、借り手となる事業者を事前に確定させ、その賃料収入から逆算して建築コストを決める。この極めて事業性・合理性の高いビジネスモデルこそが、失敗続きだった従来の地域開発と一線を画す成功秘話である。