千歳川の清流に躍る命!サケのふるさと水族館が放つ圧倒的リアル
この施設最大の武器は、何と言っても千歳川の左岸に埋設された「水中観察室」だ。水槽の中に魚を入れているのではない。自然の川そのものに窓を取り付けているのだ。したがって、何が見えるかはその日の川次第。季節、水温、天候によって、視界も主役も劇的に入れ替わる。
秋になれば、産卵のために海から戻ってきた無数の親魚が群れをなし、傷だらけになりながらも懸命に川底を掘る姿が目の前で繰り広げられる。冬には雪解け前の澄み切った水底でじっと春を待つ越冬魚たち。春には海へと旅立つ無数の稚魚が銀色の光の帯となって泳ぎ去る。やらせなしの自然ドキュメンタリーが、年間を通じて窓の向こうで上映されている。