全米の食卓でナイフが消えた?「箸」旋風を巻き起こした意外な真相
長年、金属製スープスプーンやディナーナイフを製造してきた欧米の伝統的なカトラリー業界には激震が走っている。老舗銀食器ブランドの売り上げが前年割れを記録する一方、高級木材や漆を用いたデザイン箸の受注は前年比で数倍に膨れ上がった。
かつては寿司やラーメンを食べる際の「一時的な道具」に過ぎなかった箸。だが現在、洗練された日本食カルチャーの浸透に伴い、パスタやフライドポテト、さらには朝食のスクランブルエッグまでも箸で食すスタイルが「健康的で上品な選択」として定着している。