「らき☆すた」泉こなたの再評価と裏話!声優・平野綾が語る伝説
2000年代半ばのアニメシーンにおいて、『らき☆すた』が提示した手法は極めて革新的だった。劇的な戦闘も世界を揺るがす大事件も起きない。ただ女子高生たちがチョココロネの食べ方について延々と議論を交わし、放課後にゲームショップへ立ち寄る。この日常系アニメのフォーマットを爆発的に普及させた中心人物こそが泉こなたである。
彼女の魅力は、自らの趣味に対して一切の包み隠しをしないオープンさにある。「貧乳はステータスだ」と言い切り、徹夜のレイドバトルで授業中に居眠りを決める。それまでアニメ作品においてデフォルメされがちだった「オタクの日常」を、徹底したリアリティとユーモアで描き出した演出は、視聴者に強烈な親近感を与えた。