リンデロンVとVgの違いを検証!皮膚科医が教える正しい使い分け
「家庭内の置き薬を自己判断で塗布し、かえって症状を悪化させて来院する患者が後を絶たない」。都内でクリニックを開業する皮膚科専門医はそうため息をつく。ニキビ(アクネ菌感染)やヘルペス(ウイルス感染)、水虫(白癬菌感染)にステロイドを塗布すると、局所の免疫機能が抑制され、病勢が一気に増悪するリスクが高い。
調剤薬局の現場でも、薬剤師による患者指導の重要性が増している。処方箋に基づいて調剤する際、過去の残薬の使用有無や患部の状況を念入りにヒアリングするケースが増えた。「以前もらったから」と安易に残薬を塗る前に、現在の皮膚トラブルが細菌感染を伴うものなのか、純粋なアレルギー反応なのかを見極めることが救命的な処置となり得る。