三田佳子はなぜ巨額資産を築けたのか?Cm女王と不動産投資の内幕
彼女の資産形成の基礎体力は、黎明期の映画界で培われた。東映の第7期ニューフェイスとして銀幕デビューを果たした三田は、瞬く間に東映の看板女優へと駆け上がる。プログラムピクチャー全盛期に鍛え上げられた演技力と集客力は、テレビ時代が本格化しても色あせることがなかった。
とりわけ日本放送協会(NHK)との蜜月関係は、彼女のステータスを不動のものにした。大河ドラマ『いのち』での単独主演をはじめ、1994年の大河ドラマ『花の乱』では室町幕府の権力者・日野富子を熱演。公共放送の看板番組で主役を張るという実績は、芸能界における最高の格付けを意味した。
大河ドラマ主演という権威は、商業演劇や民間放送での出演料交渉において最強のカードとなる。NHKで得た高い信頼性が民放のドラマや広告の単価を釣り上げ、確固たる収益ピラミッドを完成させたのだ。