渋谷を席巻した伝説チーマーの正体!暴走族との違いとアメカジの原点
熱気と混沌が交錯していた1990年代初頭の東京。その中心地であった渋谷センター街には、日没とともに独特のオーラを纏った若者たちが集い始めていた。名門私立校に通う良家の子弟から、ストリートの刺激を求める者まで、多様な層が入り交じっていたのが初期の特徴だ。特定の集会所を持たず、路頭やファストフード店にたむろし、音楽や服装で自らのアイデンティティを主張した。
当時の治安状況や若者風俗は、現代とは比較にならないほど荒々しかった。しかし、ただ暴力を誇示する集団ではなかった。彼らの集まりは、都市生活における居場所の模索であり、大人の作った社会システムに対する無言の抵抗でもあった。規模が拡大するにつれ、渋谷は若者文化の発信地としての側面をますます強めていくことになる。