傷病手当金がもらえない原因とは?退職日の罠や審査落ちを防ぐ鉄則

傷病手当金がもらえない原因とは?退職日の罠や審査落ちを防ぐ鉄則

傷病手当金がもらえない原因とは?退職日の罠や審査落ちを防ぐ鉄則とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

保険者である協会けんぽや健康保険組合の審査基準は年々厳密化しています。特にうつ病や適応障害といった精神疾患における申請では、「休職期間」と「通院実績」の整合性が厳しく精査されます。受診していない過去の期間について医師に後から証明を求めても、医学的な労務不能の根拠が乏しいと判断されれば、該当月分の手当は不支給となる可能性が高いです。

申請書類の記載ミスや添付書類の不足も審査落ちの典型例です。事業主(会社)による出勤簿や賃金台帳の証明欄に不備があったり、休業期間中の副業収入の申告漏れがあったりすると、照会手続きのために支給が数ヶ月遅延することもあります。

さらに見過ごせないのが「申請期限(時効)」の存在です。傷病手当金の請求権は、「労務不能であった日ごとに、その翌日から起算して2年」を経過すると時効によって消滅します。「後でまとめて請求しよう」と放置していると、2年を超えた古い期間分から順次受給権を失っていくため、原則として給与計算の締日ごと(1ヶ月単位)に迅速な申請を行うのが鉄則です。

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田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。