神道政治連盟と自民党の深層|憲法改正を背後で主導する黒幕の正体
地方の小さな鎮守の森から伊勢の神宮まで、日本全国津々浦々に広がる神社ネットワーク。その頂点に立つ神社本庁が、宗教法人としての枠組を守りつつ政治的目的を果たすために設立した別動隊こそが神道政治連盟(神政連)である。その存在感の根源は、何よりも強固な集票力と、全国の神職・崇敬者を網羅した地域密着の動員力にある。
国会内には「神道政治連盟国会議員懇談会」が組織され、自民党の閣僚級議員や重鎮たちがずらりと名を連ねる。彼らにとって神社界の推薦を取り付けることは、地方選から国政選に至るまで盤石な支持基盤を固めることを意味する。単なる選挙互助会ではない。靖国神社参拝の継続、伝統的家族観の維持、そして皇室の男系男子による皇位継承の維持など、明確なイデオロギー的要求がそこには常に伴っている。