聖地は終わらない——福島・エビスサーキットが世界中のドリフトファンを魅了し続ける「現在地」
エビスサーキットを語る上で外せないのが、幾度もの苦難を乗り越えてきた歴史だ。数年前の地震によって大規模な土砂崩れが発生し、名物だったコースの一部は壊滅的な被害を受けた。当時、世界中のモータースポーツファンがショックを受け、存続を危ぶむ声すら上がった。
しかし、スタッフや有志による不屈の復旧作業が実を結び、コースは見事に再整備された。ダメージを逆手に取ったコースレイアウトの再構築は、単なる修復にとどまらない新たな走りの魅力を創出。傷跡を乗り越えたその姿自体が、この場所に新たな物語という強烈な価値を吹き込んだ。