生理痛・貧血を救う神食材とは?医師が教える即効の食事ケア術
体に良い食材を摂る一方で、痛みを無意識に悪化させる「NG食品」を避ける引き算の視点も欠かせない。月経前症候群 (PMS) から生理中にかけて特に注意すべきは、急激な血糖値の乱高下(グルコーススパイク)を引き起こす精製白砂糖や過度なスナック菓子だ。
糖分の過剰摂取は体内の炎症反応を促進し、痛みの閾値を下げてしまう。また、厚生労働省の栄養摂取基準でも過剰摂取への警鐘が鳴らされているトランス脂肪酸や飽和脂肪酸の多い揚げ物は、アラキドン酸を増やしてプロスタグランジンの過剰分泌を招く直接的な要因となる。
さらに、過度なカフェイン摂取も血管を一時的に収縮させて血行不良を招き、下腹部の冷えと痛みを増長させる恐れがある。冷たい清涼飲料水を避け、常温の水やハーブティー、ノンカフェインのルイボスティーに切り替えるだけでも、骨盤内の血流うっ滞を劇的に改善できる。